欧州税務代理人とは?

欧州進出する日本企業は必ずチェック

 税務代理人とは、税務当局からの問い合わせに対応したり、事業者の申告義務を管理する役割を担います(関税における輸入代理人とは異なります)。

 加盟国によっては、日本企業のようなEU第三国の事業者が加盟国内でVATの課税取引を行う際、税務代理人の選任を義務付けることがあります。義務化されていない場合であっても、税務代理人を選任することで輸入VATの延納制度が利用できる場合があったり、事業者にメリットをもたらします。
 
 多くの加盟国では、税務代理人のライセンスについて厳しい要件を課しています。我々の現地メンバーファームはこれらの税務代理人の要件を満たすとともに、日頃から複数の国の税務当局と定期的に連絡を取り合っています。

 場合によっては、税務代理人は事業者のVATの納税義務について連帯責任を負うことがあります。会社が租税債務を放棄した場合などの潜在的リスクを軽減するため、事業者に対して事前に保証金(デポジット)や銀行保証を要求する場合がございます。